寝不足

ジャニオタです

決意表明






今からちょうど4年前になるが、当時死ぬほど好きだったジャニーズアイドルのファンを辞めた。
嫌いになったわけではなかった。ただ彼より好きなアイドルが出来た。しかし彼より好きと思ったアイドルにわたしはそれほどのめり込めずなかった。そんなわたしの目の前に現れたのはK-POPアイドルだった。それと同時にわたしはジャニオタから足を洗って、きっとこの場所には二度と戻ってくることはないだろうと思った。


それから4年経った今でもK-POPアイドルのファンを続けている。応援しているアイドルは変わったが、それ以外は特に変わらず相変わらずアイドルが生活の中心だった。K-POPアイドルが大好きで、彼らの音楽が何よりも大好きだ、それはずっと変わらない。


9月19日土曜日
わたしは横浜にいた。正確には横浜アリーナにいた。
自分が一番びっくりした。もう二度と来ることがないと思っていた現場だった。ただ行かなきゃ後悔するという気持ちだけでわたしはチケットを握りしめ、遥々横浜にやってきた。

そう、V6のコンサートにやってきた。



キッカケは単純だった。ただ岡田くんの出演する映画をふと見て、かっこいいなあと思った。
偶然に偶然が重なって、ちょうど応援するK-POPアイドルの活動がまったくないことで熱を失っていたわたしは、岡田くんの出演作品を見てみようと思った。興味本位だった。

興味本位が罠だった。岡田くんに留まらず、V6の罠に引っかかった。
速攻でわたしはTSUTAYAに走り、置いてあるアムバムをかたっぱしからレンタルした。SPやら喰いタンやらメンバーが出ているDVDもとりあえずたくさん見た。24時間テレビのときは日曜日のバイトを無理を言って断った。
そして、ツアーに参加したくなった。地方住みで、近い会場は名古屋だった。しかしわたしは10月まで待てる気がしなかった。横浜アリーナの初日なら行ける、その前の週K-POPアイドルのコンサートで東京だけど行く。行かなきゃダメだ。

直感だった。チケットを買って、新幹線も帰りの夜行も抑え、親の反対も押さえ込んで横浜アリーナに向かった。


公演に入るまで、自分は担当という言葉にどうしても疑問があった。使っていいのか、という疑問が。
担当と名乗ってしまうと、自分のすべてをかけて彼を応援しなければいけない気がしていたからだ。自分にはまだその覚悟がなかった。

でもコンサートを見て何かが吹っ切れた。アイドルの彼はとても綺麗でかっこよかった。その日の公演後、何かに駆られたようにその場でFCに入会した。

もう二度と担当という言葉を使うことも、ジャニーズの現場にもFCにも入らないと思っていたのに信じられないなあ、と思いながら5000円支払った。

もちろんK-POPアイドルとの掛け持ちだ。しかし、長年オタクをやっていると気付くのだが、自分はどうも掛け持ちとか出来ないタイプなのだ。だから今後どちらか一本になるかもしれない。
でも好きなものを好きなだけ応援するのが自分の中のポリシーなのだ、好きなだけ両方応援する。

そういうわけかどういうわけか、わたしはちょうど一週間前から岡田准一担当を名乗っている。
担当になった経緯や理由はブツブツ書くのが嫌いなので大目に見てください。
ただ、俳優をしている彼がキッカケではあったが、アイドルをしている彼をもっともっと見てみたいと思ったのが理由のひとつだということは言っておく。



岡田准一担当デビュー後初の現場は来月の名古屋公演だ。まだ1ヶ月ほど先の話だが、全力で楽しもうと思っている。